2010年9月1日水曜日
Manze’s
日本人が好きなうなぎ。イギリスでも古くからウナギが食べられていたのです。ただし、東ロンドンのテムズ川周辺という、ごくごく限られた地域で。
その昔、テムズ川ではウナギがたくさん獲れたそうです。けれど、日本のように人気があったわけではなく、ウナギを食べていたのは、テムズ川周辺に住む労働者たちだけだったようです。そんなわけで、このウナギ料理はロンドンの下町独特の味、というユニークな存在になりました。
ロンドン風のウナギが食べられるのは、「パイ&マッシュ(pie and mash)=パイとマッシュポテトを出すところ」とよばれる昔ながらの大衆食堂です。
南東ロンドンの老舗「マンゼズ(Manze's)」を紹介します。こちらで食べるうなぎは、、「ウナギのゼリー寄せ」とか、パイ&マッシュが人気です。
今でもテムズ川ではウナギが獲れるのだそうですが、通常パイ&マッシュの料理に使われるのはアイルランドやヨーロッパからの輸入ものなのだそうです。ヨーロッパウナギは先日EUで保護の対象に指定されました。稚魚の捕獲・輸出が制限されるので、ロンドンに入ってくるウナギの数も今後は減ってしまうかもしれません。是非トライしてみて下さい。
マンゼズ(Manze’s)
タワー・ブリッジ・ロード店 (Tower Bridgr Road)
所在地: 87 Tower Bridge Road, London SE1 4TW 【地図】
営業時間: 月曜11:00~14:00、火~木曜10:30~14:00、金曜10:00~14:30、土曜10:00~14:45
休日: 日曜
アクセス: タワー・ブリッジの南端から続く大通り、タワー・ブリッジ・ロードをひたすら南下して徒歩約15分。
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