6月中旬、ベジタリアンかつ環境問題活動家として知られるポール・マッカートニーが、ロンドンで「ミート・フリー・マンデー Meat Free Monday(MFM)」キャンペーンを立ち上げました。
MFMとは文字通り、“週に一回家庭で、月曜日だけ肉類を食べないようにしよう”というもの。
ベルギーのゲント市が毎週木曜日を“ベジタリアン・サーズデイ(菜食の木曜日)”と名付け、全ての公共機関、学校において原則、ベジタリアン・メニューが出されることになったことに続く流れだ。
国際連合食糧農業機関(FAO)によると、家畜を飼育・消費すること自体が地球温暖化緩和への大きな脅威となっていて、温室効果ガス排出源のうち家畜の占める割合は約18%、それは車や飛行機の約13%をはるかに上回っているという。
ポール自身も、「人々に、僕のようなベジタリアンになれと強制しているわけではないんだ。1週間に1回だけ、肉類を食べない日をつくるだけで、地球の環境問題緩和に貢献することができる。週1回車を使わないことより、はるかに簡単だろう?」と語っている。
今や英国は、ヨーロッパにおいてNO.1、世界でも米国に次ぐ肥満大国。子供も大人もこの問題を抱え、政府は、1日に野菜やフルーツを5ポーション以上食べようという「5 A DAY」というヘルシーダイエット・キャンペーンを繰り広げています。
各レストランでも、月曜日に 創意工夫あふれるベジタリアン・メニューをスタートさせるとのことだ。ロンドンのベジタリアン料理は、エシカルに、そしてバラエティーに富んだ洗練されたディッシュとして、今後ますます進化を遂げていきそうです、
xxx
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